2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
バイオ業界への投資がとてもアツイです。 新型コロナウイルスの影響をもろともせず、VCからの資金調達額は拡大しています。 前回の関連記事はこちら。 以下は、The Record-Breaking Biotech Funding Tsunami Of 1H2020 | LifeSciVCLifeSciVCを日本語訳して、…
今回はバイオベンチャーのビジネスモデル特集の第2回目として、バイオベンチャーのお財布事情を解説していきたいと思います。 前回の記事はこちら さて、前回の記事ではバイオベンチャーと製薬会社では住み分けができており、臨床試験がある程度進んだ段階…
人工妊娠中絶薬のミフェプリストンという薬があります。 最近の研究で、この薬に寿命を延ばす可能性があるかもしれないということが分かってきました。 もともと線虫において、ミフェブリストンによる寿命延長の効果が確認されていましたが、今回、西カリフ…
世界では年間で1700万人以上の方が心臓病で亡くなっています。 これを防ぐためには、心臓の移植手術が必要ですが、ドナーの方の数も足りておらず、深刻な問題となっています。 そんな中。バイオ3Dプリンターを用いた人工心臓の開発が進展しています! ミネソ…
老化によって生じるさまざまな症状の一つに、膝の悩みがあります。 健康寿命を延ばし、寝たきりを防ぐためにもいつまでも健康に歩けることはとても重要です。 今回はそんな膝の悩みが解決できるかもしれない、ハイドロゲルの開発の最前線をご紹介します。 私…
バイオベンチャーが儲かる仕組みについて知りたいというご意見が多かったので、今回から数回に分けて、バイオベンチャーのビジネスモデルについて解説していきたいと思います。 今回はまず、臨床試験の仕組みとバイオベンチャーが果たす役割について取り上げ…
マウスの寿命がわずかに伸びたことを示す研究は数多くあります。 その代表例となっているのが、カロリー制限です。介入によってマウスの食事量が減ると、たとえそのカロリー制限が適度な毒性を持っていたとしても、長生きする傾向があることが分かっています…
テック分野の開発はバイオに負けず劣らず目覚ましいものがあります。 そしてこうした技術は、上手くいけば医療にも応用できるかもしれません。 今回は医療への応用の可能性が高そうな技術である、マイクロロボットについて取り上げていきます。 参考 https:/…
今回は、大阪大学の研究技術が基になったKOTAIという会社をご紹介します。 リンパ球を構成する、T細胞、B細胞はその表面に抗原認識分子であるT/B細胞受容体(TCR/BCR)を発現しています。何か抗原に出会うと免疫記憶によって1度出会った抗原を記憶しておく…